気になる中古輸入車があれば、是非試乗しましょう。中古車は個体差があります。同じ車種でも前オーナーの使い方などで程度にばらつきがあるので、必ず試乗してその車両の状態を確かめましょう。
ナンバーが付いていない車両は試乗出来ませんが、試乗可能な車両は必ず試乗するようにしたいですね。
短時間の試乗の中で、すべてをチェックすることはなかなか難しいです。その中でも簡単にチェック出来る項目があります。
◇ミッションのチェック
MT車ならスムーズに各ギアにシフトできるか?加速時などにクラッチは滑らないか?
AT車なら変速ショックは大きくないか?
◇アクセルのチェック
アクセルペダルを踏んだ時のレスポンスは良いか?踏み込み量に応じて車がスムーズに加減速するか?
◇直進安定性のチェック
直線道路でステアリングから手を離しても真っ直ぐ走るか?左右に寄ったりしないか?
◇ブレーキのチェック
ブレーキはしっかりと効くか?異音は出ないか?
◇メーター類のチェック
スピードメーター、タコメーター、水温計、燃料計などすべて問題なく作動するか?
試乗をして気がついた事があれば、遠慮なく店員に質問しましょう。交換が必要な部品が出てくれば、後々の交渉でサービスで交換してもらう事も出来るかもしれません。
1台だけ試乗をしても、その状態が良いのか悪いのか、の判断が付きません。候補の車種が決まっていれば、なるべく多くの台数を試乗することで、その車の程度の良し悪しが分かってくるでしょう。
複数のお店で試乗すれば、自然とお店を見る目も養われていきます。