中古輸入車、特に中古並行車では、メーターに表示されている走行距離が正しいのかどうかの、不安が付きまといます。ごく一部ですが、実際にメーターの不正改ざんは後を絶たないと言うし・・
そこで完璧ではないですが、ある程度の実走行を見極める方法を紹介します。
◆車の内装をチェック
内装のヤレやヘタリから、メーターの走行距離が妥当かどうかの判断をします。
シートやステアリング、ひじ掛け、ドア内張りなどのヤレやヘタリ具合、アクセル・ブレーキペダルがゴムのカバーで覆われていれば、ゴムの減り具合などで、その車の走行距離が妥当かどうかの判断をします。
なかなか分かり難いですが、多くの車を見ていく中で判断していきましょう。
◆記録簿からチェック
ディーラーや整備工場で点検・整備すれば、点検記録簿に記録が残ると思います。その際走行距離も記入されるので、点検記録簿が残っていれば、走行距離の証明になりますね。
またエンジンルームや給油口に「次回のオイル交換50000キロ」などのステッカーが貼ってあることがあります。そのステッカーがあれば判断できます。メーター表示が2万キロなのに、次回オイル交換が5万キロなどとなっていたら、明らかに不自然ですよね・・
◆走行距離チェックシステムを利用する
(社)自動車公正取引協議会で中古車の走行距離のチェックが出来ます。有料(1500円)ですが個人でも利用できます。その中古車が過去にオークションの出品歴がないなど、システムに走行距離のデータがない車両についてはチェックできません。