一般的に新車輸入車の値引きは、国産車と比べて難しいのでは?と言った事が聞かれると思います。
確かに国産車には無いブランドイメージや個性に惹かれて、値引き交渉もそこそこに指名買いするお客さんが多いようです。また、高級車になればなるほど、値引きに拘らない買い方をする人も多いそうです。
しかし安い買い物ではないので、魅力的な輸入車をより安く買えるに越したことはありませんね。以下で新車購入時の値引きの種類について解説してみました。
◆車両価格からの値引き
値引きの基本となる車両本体価格からの値引きですね。車種にもよりますが、ここから10%以上の値引きを獲得できれば、大幅値引きと言っても良いでしょうね。

◆ディーラーオプションからの値引き
車両本体価格からの値引き以外でも、ディーラーオプションからの値引きも可能です。
出たばかりの新型車や人気車など、車両価格からの値引きが極端に少ない車種の場合、ディーラーオプションからの値引きや用品サービスでカバーする事があります。
◆ローン金利の引き下げ
新車輸入車の場合、ボーナス商戦や決算期などのキャンペーンで、1%台などの低金利ローンを扱う所が多いです。そのようなキャンペーンを利用すれば、超低金利でローンが組めます。
また、購入希望車種が低金利キャンペーン期間外の場合でも、ライバル車で低金利キャンペーンを開催していれば、それを口実に金利の引き下げの交渉ができますね。
◆諸費用のカットで値引き
新車輸入車を買う場合、登録などを代行してもらう代行手数料をディーラーに支払う事になります。しかしこの中には自分で出来る項目もあるので、出来れば自分で手続きをして諸費用をカットしたい所です。
カットできる諸費用は、車庫証明手続き費用と納車費用です。
車庫証明は申請と受け取りで2回、警察署に足を運ばなければなりませんが、手続きは簡単なので自分でやってみましょう。これで手数料1万〜1万5千円節約できます。
納車費用は自宅に車を届けてくれる費用ですので、自分でディーラーまで取りに行けばこの費用もカットできます。
これで5千円〜1万2千円位の節約になります。
車庫証明の場合、登録や納車のタイミングもあるので、車庫証明費用はカットしてもサービスで営業マンが手続きをしてくれる事が多いです。「車庫証明手続きはこちらでやる事になっていたけど、サービスで営業さんがやってもらえませんか?OKならハンコをします」と言うような感じで迫れば、OKしてくれる事が多いです。
◆下取り調整で値引き
注文書や契約書上では値引きとして表示されませんが、車両本体から値引きが出来ない、値引きし辛い時に、ディーラー営業マンの技?として下取り車がある場合、値引き分を下取り価格に上乗せする事を下取り調整と言います。
下取り価格が最初の提示より上がっていくので、もの凄く得した気分になりますが、最初から少々低めの数字を出して、徐々に上乗せしていくと言うことも考えられるので、他のディーラーや中古車買取店など複数で査定してもらい、損得勘定をはっきりさせることが重要です。
下取り車を高く売る方法は、こちらで詳しく説明しています。