新車輸入車で、一番大幅な値引きが期待できるのは、イヤーモデルが出る頃の旧モデルではないでしょうか。
イヤーモデルとは、多くの輸入車メーカーで毎年秋頃に発売される次年度モデルです。例えば2006年秋頃には2007年型の新車が発売されます。
イヤーモデルになると、カラーの見直しや細かな部分の変更、内装やF・Rバンパーの形状変更、価格変更、エンジン変更など、小規模な物から大掛かりな物まで様々です。国産車で言う一部改良やマイナーチェンジにあたりますね。

そしてこのイヤーモデルが発売される前後には、イヤーモデルが出ると旧型となる、当年度の新車が安くなるのです。車種にもよりますが、30万、40万の値引きは当たり前、中には100万以上の値引きをする車種もあります。

◆イヤーモデル発売前のお買い得車

イヤーモデルが発売される前の夏ごろに、当年度車の在庫一掃を狙った特別仕様車が出ることがあります。
人気のオプションを装着してさらに割安の価格を付ける事により、お買い得感を高めたモデルです。最初から割安な価格設定になっているので、それをベースにさらに交渉して値引きを引き出せば、お買い得度は高いですね。

◆イヤーモデル発売前後の在庫車

イヤーモデルが発売される前後に残っている在庫車なら、大幅な値引きが期待できます。イヤーモデルの改良は小規模にとどまる事もあるので、新型に拘らなければお買い得度は高いです。
在庫車となるので、新たにメーカーオプションや希望のカラーは選べませんが、自分の希望する装備の付いた車両があれば、買い得でしょう。その場合でも「ちょっと自分の希望する色と違うんですよね〜。予算も少ないので○○万円安くなれば契約してもいいですよ！」などとやってみると効果的でしょう。あえて不人気カラーを選ぶのもひとつです。

また不人気カラーなどで年度をまたいで在庫が残った車両は、かなりの値引きが期待できます。