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  輸入車の維持費について

“輸入車の維持費は高い”と言うイメージを持つ方もいるのではないでしょうか。実際の所どうなのか?やはり「維持費は高い」と言わざるを得ません。
維持費が高い要因は、以下の原因があると思います。

  1. パーツ代が高い
  2. 工賃が高い
  3. 修理代が高い
  4. 車検代が高い
  5. 壊れるから修理代が掛かる
  6. 燃費が悪い、ハイオク指定が多い

1.については、まず車両価格が高いことが挙げられます。日本に輸出する輸入車には、本国にあるような下級グレードをラインアップから外したり、関税の問題があったり、販売台数が少ないから、などの様々な理由から、車両価格が高くなっています。
国産車を見ても分かりますが、価格の高い高級車と価格の安い軽自動車では、パーツの単価も違いますよね。元々の車両価格が高いので、パーツ代も高いと言えます。また、外国のパーツを日本に持ってくるだけで流通コストが掛かり、価格が高くなってしまいます。

 

2.については、車両価格が高い車には工賃も高く、と言った昔からの慣例もあるでしょうし、輸入車は特殊な構造だったり、国産車では使わないような特殊な工具が必要だったりで、工賃が高めとなってしまいます。

 

3.は、上記のパーツ代と工賃が組み合わされるので、必然的に高くなってしまいます。

 

4.は、主に正規ディーラーで見られますが、輸入車といっても保険や税金は国産車と同じですが、やはり車検の基本料金や、整備代、パーツ代で掛かってしまいます。
また、輸入車は国産車と比べると消耗品の交換サイクルが短く作ってあります。国産車はなるべくメンテナンスフリーで乗れることを前提に開発されていますが、輸入車では消耗品を使い切って性能を維持していく、と言う考え方の違いもあります。なので輸入車ディーラーでは、車検時などでメーカー指定の交換サイクルで、きっちりと交換してきます。ブレーキローターはいい例で、国産車なら10万キロは交換しなくてもいい感じですが、BMWでは車検毎に交換する車両もあるほどです。

 

5.については、最近の新車で購入した輸入車に関して言えば、大分故障は少なくなったようです。日本車に対抗して品質を上げようと、各メーカーも対策しているようです。新車から3年間メンテナンスフリーなんて車両も多いです。ただ日本の環境に合った仕様に変更しているとは言え、日本の高温多湿の環境はやはり車に厳しく、古い輸入車やメンテナンスを怠ってきている車両では、故障が多いと言えるでしょう。

 

6.は、欧州車ではほとんどがハイオク指定になっています。アメリカ車ではレギュラー仕様の車も多いです。燃費は、やはり同クラスの国産車と比べると輸入車は悪いようですね。ただ、スペック上の数字では差は大きいですが、実燃費ではそこまでの差はないようです。

 

フルモデルチェンジやビッグマイナーチェンジ直後のモデルでは、初期不良と言うか、マイナートラブルが出る車両も中にはありますが、正規ディーラーで新車で購入して、最初の車検までの3年間なら、故障にびくびくすることなく乗れるのではないでしょうか。

 

 

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